初めての社交ダンスを、みんなに楽しんでほしい。参加者が増えるほど、「どこに並んでもらおう」「何組ずつ踊ればよいだろう」「待つ時間が一部の人に偏らないかな」と、交代の段取りも大切になります。
DanceFlow(ダンスフロー)は、その流れを事前に試すために、ヨコヤマダンススタジオで制作したウェブアプリです。参加者を番号付きの丸で表し、交代や入退場の様子を画面で確認できます。アプリのインストールや会員登録は必要ありません。

90名を超える初心者講習会の準備から。
町田市ダンススポーツ連盟の初心者講習会で、90名を超える参加者を迎えるにあたり、男女の並び方や、一度にフロアへ入る組数、待機する人数を検討する必要がありました。
そこでDanceFlowで、入場から退場、列へ戻るまでを繰り返して確認しました。画面で確かめた流れは、実際の講習会の進行にも活用しています。
頭の中だけで交代を考えるより、番号が動く様子を見ると、スタッフ同士でも段取りを共有しやすくなります。「次の人はどちらから入る?」「踊り終わった人はどこへ並ぶ?」といった、当日の案内を考えるときにも役立ちます。
二つの交代方法を、動かして比べる。
ローテーション:番号の位置をずらして交代する
番号ごとの配置を決め、女性側の位置をずらして次の相手と組む方式です。「ヒート」は、参加者をいくつかに分けて順番に踊るときの一つの組分けを指します。ヒート数と各ヒートの列数を変え、どんな並びで交代するかを見られます。
「次へ」を押すとヒートが進み、一巡した後にペアが回転します。ずらす幅の調整、番号をタップしてお休み・復帰する操作、一つ前の状態へ戻す操作もできます。
番号札ミキシング:列の先頭から、何組ずつ入場する
男女それぞれの待機列から、設定した組数がフロアへ入り、踊り終えたら列の最後尾へ戻る方式です。「進行」ボタンで、入場と退場を交互に試せます。
待機列の右端が先頭、左端が最後尾です。上が女性の列、下が男性の列。人数が多いときは、列を左右にスクロールして見てください。「シャッフルモード」を入れると、退場して戻るときの並び順をランダムにできます。
サポート役を含めた人数でも試せます
どちらのモードでも、参加者とは別にサポート役の人数を設定できます。緑が男性サポート、紫が女性サポートです。参加者の間に入る配置を見ながら、サポート役を何人お願いするか、休憩をどう取るかも考えてみましょう。
画面の「男性・女性」は、元の講習会で使った組分けの表記です。実際の役割や参加方法は、その催しの方針に合わせてご案内ください。
まずは、当日の人数を入れてみましょう。
たとえば男性参加者40人、男性サポート10人、女性参加者50人なら、合計100人です。番号札ミキシングで同時入場数を6組にすると、フロアには12人が入り、待機列には男女それぞれ44人が残ります。これは操作を試すための例で、実際の講習会の内訳を示すものではありません。
「設定」を開き、人数などを変えたら「適用(リセット)」を押してください。最初は一つずつ進めて、慣れたら自動再生でも流れを眺めてみましょう。待機中の番号をタップして休憩に入れた場合に、列がどう変わるかも試せます。
踊る時間と、待つ時間を一緒に考える。
見たいのは、最初の一回の並びだけではありません。何度か交代した後にも、一部の人だけが長く待っていないか。同じ相手との組み合わせが続いていないか。休憩や途中参加があると、どう変わるか。いくつかの場面を試すことで、案内の工夫が見えてきます。
フロアの広さや参加者の歩く速さ、講師の説明に必要な時間などは、数字だけでは決められません。このツールで交代の流れを考えたうえで、会場ではスタッフが誘導し、休憩したい方には無理なく休んでいただける進行を整えましょう。
初心者講習会はもちろん、番号札を使う交流会やパーティーの準備にも。みんなが気持ちよく踊れる時間をつくるために、まずは画面の中で、交代の流れを試してみませんか。
ローテーションモードの設定・進行状況はお使いのブラウザーに保存されます。初めから試すときは「最初へ」、保存状態も消すときは「保存データ消去」を使えます。